草津温泉旅行記 -プロローグ-
何年ぶりでしょうか? 小学校の林間学校以来じゃないでしょうかね、草津温泉に宿泊したのは...。 近くを通る事はありましたが、なかなか泊る機会がありませんでした。
今回は、そんな草津温泉に2泊3日のミニ湯治気分で行ってきましたので、その旅行記を書きたいと思います。
先ずは期間ですが、、、
2023年2月16日からの2泊3日です。 木曜日&金曜日宿泊で土曜日の帰宅パターンで計画しました。もちろん、有給休暇利用です。
利用交通機関は、、、
今回は雪の心配もあったので電車利用です。しかも交通費を安くあげるために普通車利用です。😓
宿泊旅館は、、、
楽天トラベルを利用して、「喜びの宿 高松」を予約しました。 源泉かけ流しである事、口コミが悪くない事、そして宿泊コストから、この宿をチョイスしました。
そして今回の旅行費用は、、、
交通費:横浜駅 → 長野原草津口 → 草津温泉バスターミナルで、片道5,450円
*普通電車なのでグリーン車料金(1,000円)を奮発してます!😅
宿泊費:一泊11,000円
という事で、2泊3日で交通費入れて、一人当たり32,900円です。かなりの節約旅行です。
これにプラスαで、昼代とか酒代とか加わりますけどね...。それでも安い!!
夫婦二人、2泊3日で70,000円程度ですから、かなりリーズナブルです。


草津温泉旅行記 -本編(道のり編)-

木曜日の朝7:00頃の出発です。平日の朝7:00という事は通勤時間帯で、自宅最寄駅もかなりの混雑ぶり。スーツケースをコロコロと電車に持ち込むのが辛い時間帯です。スーツケースは1個でしたが、通勤者達の邪魔にならないよう気を使いながら、電車のドア脇に立ちっぱなしです。 家内はスーツケースを私に任せっきりで、ちゃっかりと席を確保しておりました。😓 横浜駅まで約20分の道のりです。 普段の旅行は車利用が多いので、この時はやっぱり「車の方が楽だなあ~」って思ってしまいました。
そして、横浜駅から東海道線の東京上野ラインに乗車です。 当然ながら東京方面に向かう通勤客は大勢おり、ホームも人だらけ。それでもグリーン車両は空いているだろうと思っていたのですが、これが的外れでした。最近は通勤にグリーン車利用する人、多いんですね。
通勤時間帯なので次から次に列車は来ますが、グリーン車でも、入口の先頭辺りに並んでいないと、座るのは難しいです。 今回、幸いにも我々は何とか席を確保する事が出来ましたが、並んで座る事は出来ませんでした。 その後、新橋辺りで降車する人が多くなるので、その辺りで漸く並んで席を確保できた次第です。
北に進むにつれて徐々にグリーン車も空き始めてきたので、管理人が作った手作りサンドイッチと携帯ポットに入れてきたコーヒーで朝食です。「こっちのポテサラサンドイッチにはマスタード塗ってほしかったな!」と呟く相方...。「ほんじゃ、自分で作れや!」って、心の中で叫んだ管理人でした。😅
高崎に到着したのが10:30ごろで、ここから吾妻線に乗り換えて草津温泉最寄り駅の長野原草津口を目指します。この電車も普通電車ですが、結構な時間を要しました。1時間以上乗車して、12時過ぎに長野原草津口に到着です。 ここまで自宅最寄り駅から5時間経過...疲れます。(-_-;)
長野原草津口駅から草津温泉まではバス利用です。 長野原草津口駅で簡単な昼食を済ませた後バスに乗車しますが、ここで先ず驚いたのは、平日にも関わらず観光客の多い事、そして外人客と若者の多さです。 その客の多さからか、バス🚌は、草津温泉行き直通の臨時便も用意されていました。
乗車したバスは満席で、補助席まで利用です。因みに管理人は補助席利用でしたが、ここでも家内はちゃっかりと普通席を確保しておりました。😅
そして漸く草津温泉バスターミナルに到着!! 到着した時間は13:00頃で、約6時間を要した長旅でした。 勿論、新幹線や特急を使えば時間を短縮できますが、今回の目的は「ゆっくりとミニ湯治を楽しむ」としていたので、これで良しと考える事にしました。
バスターミナルからは徒歩で宿泊先に向かいます。電話すれば迎えに来てくれるのですが、天気も良く、ゆっくり歩いても20分程度で行ける距離でしたので、散歩も兼ねて徒歩にしました。 今回は本当に天気に恵まれ、雪が舞う季節の草津で、3日間とも快晴でした。
有名な湯畑の横を通り、途中コンビニで湯上りに飲むビールを仕込み、宿泊先(喜びの宿 高松)に到着したのは13:30頃。こちらの宿のチェックインは14:00からと早いので、フロントで手続きした後、14:00には部屋に入る事が出来ました。お疲れさま、、、直ぐに温泉だ!!

草津温泉旅行記 -本編(宿泊先編)-
さて、ここからは宿泊先(喜びの宿 高松)の話しとなります。
「空いている内に温泉入りに行くよ!」って、いきなり家内の気合が入ります。部屋で浴衣に着替え、早々に大浴場に...。 時間で男女入れ替えになるやつで、家内と別れて男湯に、、、一番風呂でした!! 早々に髪と身体を洗い、先ずは内風呂に浸かります。「いや~、気持ち良い、最高、独り占め!!」
源泉かけ流しの無色透明な温泉です。加水はされておらず、温泉も自然に冷ましているそうです。大きな内風呂と、塀で囲われて外は見えないのですが露天風呂が3つ用意されています。流石に2月の露天風呂なので、お湯は若干温めですが、長く浸かっていられます。木の風呂と岩風呂と陶器?の3種類です。全てに入りましたが、やはり木の湯舟が良かったですね。 誰も入ってこないので、本当に贅沢な温泉タイムを満喫しました。
温泉ソムリエではないので詳しくは分かりませんが、良いお湯だと思います。とにかく風呂の大きさと湯舟が多くあるのが良いです。 それと、時間帯が早かったので人が居なかった事が最高でした。 出る時に2名ほど入ってきましたが、ほぼ一人で独占出来ましたからね!
家内の方は独占ではなかったようですが、2名だったそうです。温泉自体は、家内もかなり満足しているようでした。男女入れ替えになるので、こちらの大浴場については、後ほどお伝えします。
そして部屋で、湯上り後のビールです。🍺
風呂上りのビールは格別ですが、旅行先で、しかも温泉上がりのビールは最高です。管理人はビール党ではないのですが、風呂上りは、やはりビールですね。アサヒの生缶(350ml)をグビッと空け、その後は檸檬堂の塩レモンで爽やかに...。因みに家内はアサヒ生缶のロング缶と350ml缶を開けたあと、「失敗した! アサヒ生缶のロングを2本買うべきだった!」と後悔しながら、しぶしぶ、塩レモンを飲んでおりました。そうなんです、うちの家内は大のビール党なのです。😓
夕食は、一番早い18:00からにしておきました。最上階にある喜望峰という食事処での夕食です。18:00ジャストに行きましたが、他の皆様も早々に来ておりました。 既にテーブルには、その日のメニューが全て並べられている状態で、席に着くと直ぐに鍋と鉄板の固形燃料に火を点けられ、ご飯と味噌汁は自身で取りに行くというスタイルです。ちびちび酒を飲みながら、ゆっくり食事を楽しむという雰囲気ではありません。 それでも酒を飲みながらの食事と考えていたので、300mlの冷酒を1本だけ注文しました。その値段は1,500円! ちょっと高いかな?
食事のクオリティは値段相応という感じです。肉中心で、揚げ物などはありません。でも、1万円程度の宿泊費で朝夕の食事がつき、源泉かけ流しの温泉が楽しめるのですから文句を言ってはいけません。今回2泊しましたが、夕食内容は変わっており、その点については配慮されていました。
夕食が終わり、部屋に戻ったのは19:00過ぎ。 既に布団は敷かれておりましたので、早々に横になり、テレビを見ながらグタグタと過ごしましたが、まさにこの時間が至福の時です。温泉に浸かり、酒を飲み、食事をし、後片付けもせず布団で横になれるんですから、、、最高! これが温泉旅館宿泊の醍醐味です!! 暫くすると、家内の話し声がなくなり、かすかに寝息が、、、この時、まだ20:00過ぎです。。管理人が部屋の電気を消し、1日目が終了となりました。(^o^)ノ < おやすみー
翌朝4時ごろ、家内が「風呂行ってくる!」って部屋を出て行きました。遊んでいる時の家内は本当に元気です(笑) 前日は20時頃に寝入ってしまったので、朝の4時でも8時間近くは寝ているわけで、まあ、元気なのも頷けます。
家内が部屋に戻ってきたのと入れ替わりに、今度は管理人がお風呂へ。時間は5時ちょっと前くらいでしたかね...。 男女入れ替えなので、今回は昨日と違う大浴場を楽しめます。
こちらの大浴場は、内風呂が3つ、露天が2つです。内風呂は普通の温度以外に暑めと温めの湯舟が用意されています。露天は木と陶器?の湯舟の2つ。こちらも広々とした作りになっており、なかなか良かったのですが、、、こんな朝早い時間帯にも関わらず、露天風呂にはお仲間グループの若者4名が入浴しており、なかなか出てきそうにありません。そこそこ大きな木の浴槽ですが、そこによそ者が入る勇気はなく、今回は内風呂だけで我慢して、出てきちゃいました。 でも、お湯は本当に、よかよか!です。
それと、こちらの宿には有料の貸切風呂があります。今回は利用しなかったので紹介出来ませんが、50分で2,000円だったと思います。
5時半くらい部屋に戻り、布団に横たわりリラックス...。朝食は7:00からなので、それまでノンビリと過ごし、湯治気分を満喫です。
さて、7時からの朝食は、夕食と同じ会場の喜望峰です。みんな朝からお腹が空いているんですね! 7時丁度に朝食会場に行きましたが、既に大勢の人が並んでおりました。朝食はバイキング形式ですが、なかなかの品揃えです。コーヒーを部屋へ持ち帰れる紙コップが用意されているのもGoodです。
今回、喜びの宿 高松に2泊しましたが、星の数で評価すると、5段階評価で★★★★ってところでしょうか。いろいろと気になる部分もありますが、コスパはかなり良いと思います。1泊1万円程度の宿泊料ですから、これで文句など言ってはいけません。安く、源泉かけ流しの草津の湯を楽しむのであれば、お勧めだと思います。



草津温泉旅行記 -本編(観光編)-

今回は、ミニ湯治という目的で来たので、あまり観光はしていません。ミニ湯治って言いましたが、温泉浸り、飲んだくれ、何もしないという、湯治と言って良いかどうか?は、はなはだ無理があるかもしれませんけどね。😓
さて、観光と呼べるかどうかは分かりませんが、2日目の朝食後に部屋でゆっくり寛いだ後、湯畑経由で西の河原公園まで散歩に出ました。西の河原公園に行く道々にはお洒落なお店が連なっており、多くの若者と外人観光客が群がっております。 草津って、もっと落ち着いた、そして年齢層は高い温泉地と思っていたのですが、まったく違っておりました。
沢山の若者観光客がおりましたが、男同士、女同士のグループを多く見かけたのが意外でした。男女混合じゃないんですよ。「あれかな、ここで男子グループが女性グループをナンパするのかな?」って家内に言ったら「今どき、そんな事しないでしょ!彼女、彼氏探しはマッチングアプリでやるんじゃない?」って一蹴されました。確かにその通りですよね!
西の河原公園もかなり賑わっておりました。平日(金曜日)でも、これだけの人出ですから、土日は大変なんでしょうね? 西の河原公園の一番奥には有名な西の河原露天風呂があります。プールのような広大な露天風呂ですが、今回は利用しませんでした。今思うと入っておけば良かったかな?って思いますが、まあ、次回のお楽しみという事で。(次回がいつかは分かりませんけどね...(-_-;)
宿からゆっくり、ぶらぷらとお店をひやかしながら西の河原公園まで行き、まだ宿に戻ってくるのに2時間~3時間程度あれば十分です。我々は、コンビニで湯上りに飲むビールを買い込み、13:30分には宿に戻りました。 そうです、14:00~の一番風呂を独占するためです。 はい、2日目も運よく独占させてもらいました。👍


草津温泉旅行記 -エピローグ-
2泊3日の草津温泉の旅、帰りは一直線に帰宅です。なんせ普通電車を利用した格安移動手段ですから、時間を要します。結局、10:00に宿をチェックアウトして、自宅に着いたのは17:00でした。 同じ格安手段でも、東京や新宿から出ている「ゆめぐり号」を利用するのも良かったかもしれません。
折角、草津温泉でリフレッシュ出来ても、帰りの移動で疲れが溜まっては意味がありませんよね。😅 次回、草津温泉に行く際は、移動手段をもう少し考えた方が良さそうです。雪の心配がなければ車利用が一番かな? 荷物の移動も楽ですからね。
いずれにしても、やはり草津の湯は良かったです。また機会を見つけて行きたい温泉地です。
ではまた...(@^^)/~~~


Enjoy your trip

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